• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第14章 悪徳の花 3


「和也…」


キッチンの入り口で翔が呼ぶ。


「なに?」


「これ、お祝い」


後ろに隠していた細長い箱。


「ありがとう…」


開けてみたら、ネクタイだった。


いつも翔はお祝いにネクタイをくれる。


それを取り出すと、にやりと笑いがこみ上げてくる。


「手、出して?」


「え?」


長いこと、なんでかわからなかったけど、最近わかってきた。


翔の両手を掴むと、ネクタイでしばりあげた。


「ほら…初めての時、思い出すだろ…?」


「和也…」


初めて翔の身体を奪った時…


翔の着けていたネクタイで手首を縛った。


翔はそれが今だに忘れられないらしい。


時々縛ると、悦ぶ。


普通に抱くより悦ぶから、ネクタイに嫉妬することもある。


手首を縛り上げると、翔の身体が震えた。


そっと股間に手を乗せると、もう硬くしてた。


「もう感じちゃったの…?」


「いや…」


「いやじゃないだろ…こんなにして…」


そのまま翔の股間を弄んでいると、身体の震えが大きくなって…


「和也…」


翔の懇願するような声に、俺の中で獣が暴れだす。


「そこに手つけよ…」

/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp