• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第11章 玲瓏


「う…あっ…和っ…」


ぎゅうっと抱きしめながら、和を握りこむ。


「お前もっ…一緒にっ…」


「うぁっ…あっ…あ、もおっ…」


俺の腕を掴むと、身体を起こしてくちづける。


「出るっ…」


「ああっ…和っ…」


身体がぶるっと震えたかと思ったら、和が抱きついてきて。


そのまま二人で果てた。


そのまま和に被さって、息を整える。


「大野さん…」


「和…」


「好きです…」


「俺も…好きだ…」






昼間だというのに…


裸で抱き合って…


そのまま昼を食べて。


また交わって。


布団の上で、一日中過ごした。


くたくたになって和が眠ってしまうと、ずっと抱きしめていた。


肌のぬくもりが、無性に嬉しくて。


嬉しくて…


髪に顔を埋めて、肌を密着させて…


幸せだ…


親を亡くし、兄弟は居ない。


俺が居ないと、困るような人間はこの世には一人として居なかった。


でも…今日からは…


「和…」


名前を呼ぶと、また幸せが増す。


「和…」


俺の…和…


無邪気に眠る頬を撫でると、目を閉じる。


このまま身体の中に、幸せを閉じ込めたかった。


永遠に…
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp