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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第2章 夢に舞い、恋に舞う


だって…お師匠なのに…


こんな気持ち持ってるって知られたら。


破門…


そんなことになったら、日舞を続けることさえ叶わない。


僕とお師匠を結びつける、唯一の糸なのに…


日舞を続けているから、僕はここにいられる。


お師匠の傍に居られるんだから…


「はぁ…」


あてどもなく、街を彷徨った。





夕飯に間に合うよう帰って、さっとお惣菜を盛りつけて。


お台所に支度をしたら、お師匠の部屋へ行く。


「お師匠」


ドア越しに呼びかけると、ドアが開いた。


「雅紀。早かったな」


「僕、また出ますから…」


なるべくなら、接触を避けたかった。


「どこ行くんだ?」


「いえ…その…」


「立て」


いつもの習慣で、ドアの前でも膝立ちしてた僕を立ち上がらせた。


「何やってんだ…お前…」


「いっ…いえ…その習慣で…」


「で?どこいくわけ?」


急にお師匠が近づいた。


僕はそっと身体を離した。


でもお師匠は更に近づいてくる。


「や…その…こ、公園に…」


何言ってんだ?僕…


「公園?公園でなにしてんだよ?」


「べ、別になんだっていいじゃないですか!」
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