第2章 夢に舞い、恋に舞う
「雅紀?どうした?」
お師匠の声が背後からした。
びっくりして振り向くと、スーツ姿のお師匠が居た。
「えっ?えっ?なんで!?」
「なに泣いてるんだ…雅紀」
「な、泣いてないです!」
「いや…泣いてるだろ…ほら、おいで?」
お師匠が手招きするから、素直にお風呂場から出る。
タオルで顔をゴシゴシ擦られた。
「いたい…」
「なに泣いてるの?」
「お…お師匠こそ…こんな早く…どうしたんですか?」
「ん?俺、結婚する気ないもん」
「はぁ!?」
「嫌だよ…結婚なんて…」
「なっ、なんで?」
師匠はふっと笑った。
「今は、雅紀と踊ってるのがいい」
そういうと、ふんわり髪をなでてくれた。
「お、いい顔したね。雅紀」
「えっ!?」
「泣いてるより、そういう顔してたほうがいい」
そういうと、じっと僕の顔を見つめた。
「あっ…やだっ…」
あんまり恥ずかしくて、両手で顔を隠してしまった。
その日から…
お師匠のボディタッチはだんだん増えてきて…
最近はなんだか、その…
ね…
勃っちゃいそうになって…
僕は逃げまわってる。