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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第76章 本番二日目の朝


松本視点

ピィ ピピピピ

機械音が聞こえてきた。


(うーん アラームぅ…)


音のしている方に腕を伸ばすが アラームが鳴っている物がない。

(どこだぁ)

音が消えた。

(切れた?)
うつぶせの状態で寝ていたから顔だけ起こして、左右を確認する。

(うん ホテルのベッド ん 頭?)
横にうつ伏せで寝ている頭が見えた。

(わ!誰!…)
一気に目が覚めた。

(この頭は 相葉くんだね? 昨日より、リアルにヤバい状況じゃないですか…)


S「智くん…」
O「うん 分かった…」

話し声が聞こえる。

(この 声は大野さんと翔くん… 夢か?)
ソローっと顔を動かす。


翔くんであろう 背中を見送る 大野さんの横顔が見えた。

(あぁ 俺たち、リーダーの部屋で部屋飲みしたまま寝ちゃったのかぁ…)

クンクンっと自分を嗅ぐ。

(相葉くんと大野さんの匂いが付いたかな?

 ニノなら 分かるかもかぁ

 相葉くんと同じベッドで寝たって事ニノに知られたら、なんて 言ぉう…)


O「なーじゅぅん 起きてるなら 起きろよ やる事沢山あるんだろ?」


「あれ?気づいてた?」
顔を上げて大野さんの表情を確認する。


O「相葉ちゃんを起こすなよぉ」
 通常の大野さんの顔。

(可もなく不可もなくって感じだな…)
「わかってるょ」
ベッドからゆっくり起き上がる。


 ソファに寝てた感が見て取れた。


「大野さん…ソファで寝たの?」

O「うん ぐっすりだよ♡」
 満足そうな顔で笑う大野さん。

(ぐっすり? ソファで? まぁ自分の部屋でもベッドで寝ないって言ってるし… これはこれで よかったのかなぁ…)


O「翔くんからの伝言ね『和也は大丈夫 雅紀を頼む』だって」

「『頼む』かぁ」
(やっぱり 翔さん来てたんだね
 って事は 一緒に寝てたのは、見られてる…
 二日酔いをひどくするなって事かな?)

O「俺も なんか作って!」
 ふにゃって笑う大野さん。


「あーはい 朝食を用意しますよ」
大野さんの部屋のキッチンに入る。



「さて 何か作るにしても…」


何気に蓋のしてある鍋を開けてみた。

「あ! なんか ある!」

スプーンを鍋に入れ かき混ぜる。

「匂いと形状からして 中華がゆだな… 依頼者翔くんかな?」
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