第4章 新しい恋
今日は講義もない。
「もう少しここにいていい?」
私はそんなことを聞いて、もう少しお邪魔することにした。
そして、お風呂も借りた。
このまま春陽と一緒にいたいとおもった。
春陽も同じ気持ちだといいなぁ…
しばらく、春陽といろんな話をした。
こんなに心地良いなんて不思議だよね。
まだ会ったばかりなのに。
そして、どこか綾人と似ている瞳。
ううん、関係ない。
でも、どこか似てる気がする。
ううん、気のせい。
もう綾人はいいんだ。
そんなこと考えてたら涙が出てきて……
私、綾人のことこんなに好きだったなんて…
そしたら、また春陽は私を抱き寄せてくれて…
そのままキスをした。
優しいキスだった。