第2章 引退後
自己紹介。
明らかにそういう空気になっていたのだが、世間は甘くないらしい。
岸本「どう_____ 」
男子A「あー!!あれってバレーの岸本瞳じゃん!!」
岸本「、、、イラッ」
女子M「ほんとだ!なんで気が付かなかったんだろ!」
女子P「え?!岸本選手?!やっばあああ!」
岸本「、、、イライラ」
うぜぇ。うぜぇうぜぇ
男子G「んだと?!あのバレーのか?!ここかよ!」
教頭「静かにしなさい!!」
男子B「実物めっちゃかわいいじゃん!うぃいー」
岸本「、、、ちっ」
うるせぇうるせぇうるせぇ
男子D「俺と付き合ってー!!」
岸本「、、、うふふ。お断りしますね。私、餓鬼に興味無いんで。」
男子D「、、へ?」
岸本「つかうるせぇわ。人の話は聞きましょうって5歳のころに学ばなかったか?え?それとももう一度幼稚園からやり直しますか?いいですよ。教師として全面的に向き合いましょう。」
生徒「、、、」
岸本「まあいいわ。どうも!見ての通り岸本瞳です。全学年の数学を担当させていただきます。部活は男子バレーの顧問です。教師になったばっかりですが、みなさんよろしくお願いします。バレー部のみんなはもっとよろしくお願いします。あと、あんまり舐め、、いや、何でもありません。以上。」
おっと、あとちょっとで爆弾発言するとこだった。
でも我慢したよ!私大人になった!!
満足しながら階段を降りると、翔陽君と目が合った。
うん、ごめんね。そうだよね。びっくりしたよね。でもね、有り得ないほどキラキラした目線を私に向けないで、、!