第3章 部活動開始っ!
山崎「あの、これ西谷君のとこまで届けてくれませんかぁ?」
そういって渡してきたのは国語のプリントだった。
岸本「わ、わかりました。でもなんで?」
山崎「バレー部の顧問だからに決まってるじゃないですかー!じゃあよろしくお願いしますよ!」
岸本「、、、」
ぜってぇめんどくさかっただけだろ、、まあいいや。
改めて、大っきく「西谷君」と書いてあるプリントがはいった封筒を見る。
岸本「西谷君かぁ、、どんな子かな、」
あ、部活終わるの遅いし、6時ぐらいにもっていこっか。でも、私がいなくなると部活できねぇし、、って武ちゃん先生がいる!
前方に武ちゃん先生がいるのを確認しダッシュで武ちゃん先生のもとへと走る。
あ、廊下走っちゃだめなんだった、まあいーや。
岸本「武ちゃんせんせー!!」
武田「わ、瞳ちゃん走っちゃダメですよ!落ち着いて!」
岸本「今更止まれないですー!」
なーんてね。よゆーで止まれるわ。
ただたんに武ちゃん先生をびっくりさせたいわけ。
あ、いいこと思いついたー
岸本「あ、やべ、止んねぇ!先生!ぶつかる!!」
武田「うわぁ?!」
そう言って吹き飛ばされないよう体を身構え、目をつむる武ちゃん先生。
岸本「、、なーんちゃって。大丈夫ですよ。痛くないですよ。」
武田「へ、、?」
暫くフリーズする先生。
ちとやりすぎたかな、、
武田「もう、びっくりしたよ!瞳ちゃんは足が速いし、ほんとに死ぬかと思ったよ!」
岸本「あはは!ごめんね?」
パシッと両手を合わせる。
武田「いいよいいよ。びっくりしただけだから、それより僕に用があったんじゃなかったの?」
岸本「そうそう!ありありだよ!」