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古きパートナー

第5章 トラウマ


幸村側

20人くらい居た不良達を1人で倒してしまった

藤岡先生はどこかに連絡しているようだ

藤「もうすぐで警察が来るから中に入って手当でもしてやれ」

先生は俺達に言うと不良に近づいていく

他の先生も近づき不良達を縛りあげている

白川を見ると左腕から赤い液体を流しながら

こちらに歩いてくる

南「白川君」

仁「お前さん、さっきからそれしか言ってないぜよ」

南「うるさい」

三輝はスカートのポケットからハンカチを取り出して白川を待つ

三輝は白川の左腕にハンカチを巻こうと思うが

『大丈夫です、南野さんのハンカチが汚れてしまいます』

南「ダメ!!」

幸「三輝」

『はぁ......』

南野は怒っている

南野は強引に白川の腕にハンカチを巻いた

『ありがとうございます』

南「うん♪」

機嫌が戻ったみたいだ

白川は弦一郎に肩を預けている優真の元へと向かう

『大丈夫ですか?』

上風「お前よりは、ましなほうだ」

優真も安心な顔をしている

柳「すぐに保健室へ行って治療すべきだ」

幸「そうだね」

俺達は保健室に向かった






白川側

柳君に言われて僕達は保健室に来ている

先「痛いだろう?」

『痛いです』

手当を受けている

先に優真の手当してもらった

『先生、優真の事、ありがとうございます』

先「先生なんだから、当たり前でしょ?」

カーテン越しで優真は着替えている

服が濡れているからだ

風邪を引かないようにと体操服を貸してくれた

先「あなた、体操服は?」

『教室にあります』

丸「はいるぜぃ!」

ジャ「静かに入れよ」

保健室にテニス部が集合である

先「はい、終わり」

『ありがとうございます』

先「当分は無理にうごかさないでね」

『わかりました』

ジャ「先生、さっき職員会があるって......」

先「わかったわ、じゃあお大事に」

先生は保健室を出て行った

僕は椅子から立ち上がり優真を見に行った

優真の隣に幸村君が座っていた

幸「さっき寝た所だよ」

『そうですか』

見た目は酷かったものの意外と大丈夫らしい

先生はそう言っていた
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