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古きパートナー

第5章 トラウマ


仁王側

毎日のように柳生達と白川を待っていると

今日は女が2人やってきた

女は2人は俺の目の前に来ると

女1「す、好きです!付き合ってください!!」

またこれか

高校に入って少しは減るのかと思いきや

毎日のようにやってくる

ここの全校生徒は何人いるんだ?

女2「わ、私も、す、好きです!お願いします!!」

こればっかりは本当にやまないな

柳「仁王がダブル告白を今年受けた回数5回目だな」

仁「なんで知っちょる」

幸「仁王、いいのかい?彼女達をほかっておいて」

この2人、化粧は濃い、香水の匂いも強い、おまけに外しか見ておらんな

仁「悪いが、付き合えん。帰ってくれ」

女1「な、なんで!」

女2「あの、白川って人を気になっているのですか?」



どうしてそこでアイツの名前が出るんじゃ

女1「仁王君は男の子が好きなんですか?」

俺はホモじゃないぞ

女2「それとも、彼のどこに惹かれる物があるんですか?」

そうじゃのう

柳生「どうして彼の名前が出るのですか?」

女1「だって、最近ずっと会いに来ているじゃないですか」

女2「知らない人はいないよ」

女1「私だってマネージャー出来ます!だから、傍に置いてください!!」

女2「私も!!」

どうして、マネージャーの件まで知っ......

まあ、1週間近くおったからな

知らんヤツのほうが少ないか

仁「それでも、変わらん。帰ってくれ」

女は目に涙を浮かべて教室を走って出て行った

のと、同時に別の扉から白川が入ってきた

真「白川......」

白川はいつもと変わらん様子で自分の席に座った

そして、今日はいつもの違い窓の外を見ていた

仁「雨が気になるんか?」

『雨は気になりません』

なんかいつもより元気がないのう

柳生「白川君、どこか具合でも悪いのですか?」

『大丈夫です』

幸「みんな、今回はここまでで帰ろうか」

真「そうだな」

俺達は参謀を残してそれぞれの教室へと戻っていく

幸「仁王」

仁「なんじゃ?」

もう少しで教室って所で立ち止まった

幸「彼に気をつけたほうがいいね」

仁「そうじゃのう」

さっきの女共がなんかしてくるな

幸「それで、男の方が好きなのかな?」

仁「どうしてそうなる」
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