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古きパートナー

第4章 フラグ回収は準2級


仁王側

白川の眼鏡を掛けた顔は変わらんが

仁「似合っておるのう」

素直なコメントをしてしまった

かなり似合っている

『?ありがとうございます』

俺は何を言っとるんじゃ

『もうそろそろ休憩が終わるので先に行きます』

仁「だったら俺も行くぜよ」

『わかりました』

俺達は歩いて向かった






テニスコートに戻ると赤也がへばりこんでいた

切「あ、白川先輩、どこに......」

『先生に呼ばれていたので行ってきました』

先生に呼ばれておったんか

柳「ん?白川いつから眼鏡をしているのだ?」

皆が白川の方を向く

幸「へー、似合っているよ」

丸「すげぇー」

ジャ「うわー」

柳生「よくお似合いですよ」

真「違和感がないな」

切「似合いすぎてわからなかったッス」

やはり赤也は気づいていなかったんか

幸「さっき取りに行ったの物かい?」

『はい、そうです』

柳「視力は悪くないはずなのにか?」

参謀はどこまで知っとるんじゃ

『視力は悪くありません』

なんか、引っかかる言い方じゃな

幸「みんな!練習再会だよ!」

全「「「はいっ!!」」」






白川側

フェンスの外から見ているテニス

1年前までは自分自身がこのフェンスの内側に立って

......

僕の周りではテニスをして変わってしまった

僕にとってテニスは楽しいし嬉しい

だけど

周りは、周りは、周りは......

切「...パイ?白川先輩?」

『ん?切原君ですか?』

切「もうすぐで部活が終わってしまうッスよ」

『そうですか、ではタオルを片づけにいきましょう』

切「ウィッス!」

もう過去の事だ、終わった事だ

今となってはどうでもいい

今はただ誠さんや都美子さんに心配掛けなければいい

今はただ優真を守る事が出来たらなんでもいい

今はただ、ただ






今日の長い練習は終わった

菊「腹へったニャ~」

大「こら、英二乗りかかるな!」

不「クスッ、仲良いね」

河「本当だね」

乾「菊丸が大石に乗りかかった回数6回」

青学は普段通りって感じに見える

1番楽しそうにテニスをしていたな

とういうか、データマンは柳君だけではなかったのか

おー、怖い怖い
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