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古きパートナー

第4章 フラグ回収は準2級


白川側

幸「よし!みんな休憩だ!」

こんどは休憩の一声で皆がドリンクとタオルを求めてきた

丸「赤也ー、タオルくれー」

切「自分で動いてくださいッスよ!」

立海の人達にこき使われている

大変だね

跡「あーん、意外と良い顔じゃねえか」

『はい、ドリンクとタオルです』

跡「チッ、気に入らねえな」

跡部君は微笑して行った

僕はドリンクを皆に配り終えたので切原君の手伝いをすることにした

『大丈夫ですか?切原君』

切「な!急に現れないでくださいッス。ビックリしたッス」

驚かしたのか

『少し用事があるので席を外しますが、よろしいでしょうか?』

切「あ、えーっと、大丈夫ッス!」

『念のためにと思いまして、こちらの紙に今後の仕事を書き記しておきました。僕が戻って来るまでお願いします』

切「ウイッス!任せておいてくださいッス!」

僕は笑顔に答える彼に背を向けて目的地へと走って行った






柳側

ん?

白川が赤也に紙を渡したと思うとすぐに走ってどこかへ行ってしまった

柳「赤也」

俺が呼ぶと赤也は走ってやってきた

切「なんスか?柳先輩」

柳「さっき白川から渡された紙はなんだ?」

切「あー、まだ見てないッス」

赤也から紙を受け取った

丁寧に四つに折ってある

柳「ほう」

中身を見ていると赤也にでもわかりやすそうに今後の仕事が書いてあった

しかも、1つ1つ細かく丁寧に書いてある

幸「何を見ているんだい?」

精市も加わって覗き込む

幸「すごいね、赤也わかるかい?」

切「すっげぇー、わかりやすいッス!」

赤也にでも理解出来るのならば相当すごい

仁「なんかあったんかー?」

柳生「集まっていたので気になってしまって」

仁王と柳生も加わり紙を覗く

仁「こりゃー赤也でもわかるように書いてあんのか」

柳生「すごく丁寧ですね」

字も綺麗だがそれよりも内容だ

赤也が一々質問をしてきそうな所まで細かく書いてある

所々に吹き出しがあり、さらに細かい説明が載っている場所も

幸「せっかく貰ったんだからしっかり仕事をしてよ、赤也」

切「勿論ッス!」

柳「それで白川はどこに走って行ったのだ?」

切「わからないッス」

興味深いな、全く

データ収集がこれほど進まなかった事はないからな
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