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古きパートナー

第4章 フラグ回収は準2級


白川側

『......わかりましたか?』

切「わかったッス!」

どうやら僕の説明でわかってくれたようだ

ひとまず安心だ

僕達は幸村君達のいない部室で話し合っていた

そこで、切原君にマネージャーの主な仕事を教えていた

時々質問をしてくる

その時にはわかるまで教える

これは優真の勉強で学んでいる

時刻は8時半

僕は立ちあがった

切「?どこかにいくんッスか?」

『さっき洗濯機に入れたタオルを干しに行きます』

切「俺も行くッス!」

切原君が立ちあがって言った

『では、行きましょう』

僕らは部室を後にした






テニスコート近くに設けられている物干し竿に洗ったタオルを全て干し終えた

切「せ、洗濯も疲れるッス......」

どうやら少しバテているようだ

時刻は45分

あともう少しすれば他校の人達がやってくる

仁「お前さんら此処におったんか?」

僕の後ろから仁王君の声がした

『はい』

振り返ると仁王君はこちらに向かって歩いている

仁「幸村がお前さんらを探しちょった」

切「俺もッスか?」

仁「勿論じゃ」

切原君は少し嫌そうな顔をした

『他校のお迎えですか?』

仁「ん、よーわかったなのう」

切「俺達が行くんすか?」

仁「なら、誰が行くんじゃ?」

『わかりました』

僕は正門に向かって歩き出した

切「あ、ま、待ってくださいよ~白川せんぱーい!」

仁「クックック......」

僕は、後ろで立っている仁王君が笑ったの見逃さない

その後、僕らは正門に立っていた人達を案内した






跡「今日は頼むぜ」

手「いい練習にしよう」

幸「勿論、そのつもりだ」

3人の部長が軽い挨拶をしている

僕は空を見上げようとした

『......ッ!』

やはり、真上を見る事が出来ない

僕は小さい頃から病気で他の人達よりも目に入ってくる光の量が違う

だから、朝や昼は曇りだろうと空を見上げる事は出来ない

今日はもっと照るかもしれない

一通りの挨拶が終わったら眼鏡を取りに行こう

度が入っていないサングラスに近い眼鏡を

これを掛けているとかなり楽に周囲を見る事が出来る

夏場になると欠かせない物になってくる

教室の中に居ても眩しいと最近感じていたからな

もうそろそろ眼鏡の時期だな
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