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古きパートナー

第3章 大きな過去と小さな現実


仁王側

今日の参謀は何かと機嫌が良い

何か仕掛けてきたのかもな

俺達は部活が終わり部室で着替えていた

幸「みんな、少し聞いてくれるかな?」

幸村が言った

俺達は体ごと幸村に向き直った

幸「今度の日曜日に交換試合をする事に決まった。青学と氷帝だ」

また急じゃのう

真「それにあたって学年別に行く事になった」

柳「3年は青学、2年は氷帝、1年は立海で行っていくそうだ」

お、移動が少なくて安心した

新しい所じゃと行くのに面倒じゃからのう

幸「そこで、マネージャーを1人付けたいと思っている」

マネージャーのう

幸「マネージャーは勿論の事だけどしっかりを仕事をする人、俺達に興味のなさそうな人を3日後に探してくれないか」

柳生「また、急ですね」

丸「まあ、確かに欲しいな」

ん?そういや参謀は誰かに何かを貸していたような

......いい事を思いついた

仁「あてがあるんじゃが」

幸「へー、誰なんだい?」

仁「そいつが絶対に引き受けるまでは内緒じゃ」

真「フム、なら期待して待っていようではないか」

柳「もしもの場合に備えて他でも当たってみてくれ」

「「ラジャー!」」






白川側

僕はテニスコートに来ていた

この時間はどの部活も終わると聞いた

柳君にノートを返すためにテニスコートに来ていた

どこにいるのかな?

部活が終わったから着替えているのか

僕は知らない間にテニスコートの周りを1周していた

?「じゃ、みんな先帰るわ!」

?「待て!丸井!!荷物持ってけよ!!!」

赤髪と黒の人が部室から出て行った

たしか、丸井君とジャッカル君だったはず

僕もテニス部の部室を見に行った

窓から覗くと

中には幸村君、真田君、柳君、柳生君に仁王君が残っていた

さあ、ドアから正面に行くと幸村君と柳君がマネージャーの話を持ち掛けてくるから

幸「誰かな?」

幸村君がこっちを見た

もしかしたらばれたかな?

僕は急いで隠れようとした

僕は木の枝にジャンプし左手で掴む

そのまま半回転をし枝に乗った

真田君が外の様子を見に出てきた

辺りをキョロキョロ見まわすと

中に戻っていった

......と言うか、僕は一体何をしているんだろう

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