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古きパートナー

第9章 夏休み


仁王側

切「もう食えませんってー......」

丸「まだまだだよぃ......」

ジャ「おい、寝るなよ」

赤也とブンちゃんは待ちくたびれて寝ておる

柳生「昨日のあのままのテンションだったらしいです」

柳「寝れなかったのだな」

真「ウーム」

幸「あれ?弦一郎も眠いのかな?」

真「そ、そんなはずは!」

仁「顔に書いてあるぜよ」

絶賛、白川待ち中じゃ

キイィー......

仁「お、お隣さんが開いたぜよ」

真「ようやく帰ってきたのか」

ジャ「2人はどうする?」

柳生「起こさないと行けませんね」

ジャ「わ、わかった。起きろ、赤也、丸井」

切「え?帰ってきたんスか?」

丸「はぁー、ようやくか」

2人は目を擦っている

幸「10分したら電話を入れてみようか?」

柳「そうだな」






白川側

久しぶりの自室だ

ガス栓を開けて

洗濯物を洗濯機へ入れる

テニスラケットのセットはいつもの所へ入れ

念のために鍵をする

今着ている服を脱いで、私服に着替える

そして、脱いだ服を洗濯機へ

洗剤を入れてスイッチオン

カーテンを開け、窓も開けて部屋の換気

しっかりと網戸にして自室に戻る

ふと思った

『(結局、球技大会出ていないですね)』

毎年、期末テストが終わるとやっているらしい

机の上には優真が高校の宿題範囲のプリントを置いておいてくれた

それを見てると、意外と範囲が少なかった

これなら3日で終わりそう

でも、優真が来るからな

3日では足りないな

夏休みは残り15日

まあ、足りるでしょう

携帯の画面を見ると

優真から大量のメールが入っていた

読む気にもなれないので全て既読に

そのまま画面を見つめていると

画面が変わった

仁王君からの電話だ

『はい』

仁「よー、お前さん。今、暇か?」

『そうですね、今なら』

仁「少しいいかのう、俺の部屋に来てくれんか?」

『わかりました、少ししたら行きます』

仁「おう、扉で待っとるからな」

『はい』

電話を切る

ん?扉で待っているのか

これは早めに風呂場を掃除せねば

僕は急いで風呂場に行った
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