第9章 夏休み
仁王側
俺達はテレビに釘付けだ
ジェシーは世界30位の強さを持つ
それなのにマジシャンは意図も簡単に勝ってしまった
しかも、試合時間は1時間
幸「どうだった?みんな」
丸「いやー、なんもいえねぇー」
ジャ「ああ」
切「怖かったッス」
柳生「そうですね。あれだけ見させられますと」
仁「感想なんてないぜよ」
真「圧倒的な強さだったな」
柳「インタビューでわかったのはアメリカ人ではないな」
全「「!!!」」
幸「どう言う事かな?」
柳「アメリカ人にしてみれば英語がかなり雑に聞こえた」
仁「そうじゃな」
柳生「確かにそうですね」
ジャ「そうだな」
切「いや、わかんねー」
丸「俺も」
真「英語はそこまで流ちょうではないからか」
柳「ああ」
幸「どこの人だろうね」
切「てか、どうやったらあんなボール打てるんスか?」
柳「データ上不可能ではないな」
真「なら、独特の打ち方があるかもしれんな」
仁「その線は高そうじゃのう」
幸「見てて違和感はあったね」
柳生「ぎこちないくはなかったですね」
丸「わかんねー」
ジャ「さっきからそれしか言ってないぞ」
ピピピピピ......
柳生「電話ですか?仁王君」
仁「そうじゃのう」
幸「ここで出てくれないかな?」
仁「わかったぜよ」
ピ!
上風「あ、仁王先輩!優真ですよー」
仁「なんじゃ?優真テンションが高いな」
上風「そりゃー、マジシャンの試合を見た後ですから!」
仁「そうかそうか」
上風「氷月から連絡があって、明日帰るそうですよ」
仁「そうなんか、明日か」
上風「昼くらいに日本に帰ってくるらしいです」
仁「昼な、了解ナリ」
上風「俺からは以上です」
仁「こっちも、なんもなか」
上風「では、失礼しまーす!」
仁「おう、じゃあな」
電話終了
幸「優真はなんだって?」
仁「明日の昼に白川が帰ってくるらしいぜよ」
柳生「そうなんですか」
幸「じゃあ、明日仁王の部屋で待ち合わせだね」
ああ、成程
これは拒否したら
幸「みんな、頼んだよ(黒笑)」
全「「イ、イエッサー......」」
明日は戦争じゃな
俺の部屋で