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古きパートナー

第9章 夏休み


上風側

上風「母さん!早く!!」

母「わかっているわよ」

俺はテレビの前で待っている

もうすぐで11時

画面越しだけど氷月が俺にテニスを見せてくれる!

早く見たい!!!

母「楽しみなんだね」

上風「うん!だって、氷月のテニスだよ!!世界に注目されてるテニスなんだよ!!!」

母「まあまあ」

1個だけ技を見せて貰ったけど

それ以上の技もポンポン見えるなんて!!

画面越しじゃなかったら

俺がマジシャンの本名をバラしてしまう所だった

母「始まるわよ」

画面を見るとテニスコートが移映っている

左下から選手が入ってくる

今回の対戦相手だ

名前はジェシー・ウォン、イギリス人だ

なんかイギリス人ぽくない名前だな

そして、ウォーロックと呼ばれている

ウォーロック

壁の用に高く、岩の用に硬い

そんな防御力を持ち合わせている

身長は180を超える

甘いロブのボールは自慢の身長で叩かれてしまう

そしてその人が荷物をベンチに置くと

左下から氷月じゃなくて

マジシャンが出てくる

白のパーカーでフードを深く被っており仮面をつけている

仮面と言っても、マスクに近いかな

目の周りにしかないし

公式ではよくないが

顔に傷があるからと言う理由でOKされたらしい

テニスコートに入ると選手同士、握手をする

マジシャンからのサーブだ

そして、サーブが打たれた!

サーブは相手選手の顔面に飛んでいく

相手選手は取れずに避ける

15-0

左で打ったのにも関わらずツイストみたいだった

次に打ったサーブはネット側に跳ねた

次は右に、左に

そしてそのままサービスエースでゲームを取る

観客席からは声が上がる

上風「スゲー......、スゲーよ!!氷月!!!」

母「終わったら電話でもしてみたら?」

上風「する!!絶対にする!!!!」

母「まあ、ウフフ」

試合はマジシャンのペースだ

俺に使ったフリーダムで次を取り

その次はまたサービスエース

フリーダムは簡単に攻略されて次を落としてしまう

3-1だ

さすがに相手は慣れたのかサービスエースも返してしまう

だけどマジシャンも引かずに

4-1だ

試合は始まって30分経つ
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