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古きパートナー

第8章 サイカイ


一応は学生なので学校をさぼる事はあまりよくない

それに、無意味に今は注目されている

僕は放送で呼び出されて校長室に向かっている

誠さんに電話してから4日

授業が全て終わり足早に向かう

コンコン......

『失礼します』

僕は校長室の扉を開けて中に入る

校長「やあ、待っていたよ」

校長先生の向かえには誠さんが座っている

父「こっちだ」

『はい』

長い話を聞いた

要約すると

テストの点は良い

出席も取っている

来週の期末テストまでは残って欲しいとの事だ

期末が終わった瞬間にアメリカに行く

そんな予定

今回は誠さんが同居してくれるらしい

不安だが

僕はそれに承諾し校長室から出る

誠さんはまだ用事があるからと残った

今はテスト期間に入っているため

どこの部活も活動停止になっている

僕は最近愛用している裏門からマンションに戻った

ここから帰った方が5分早いからだ






仁王側

幸村に言われて今は

仁「そんなに暴れなさんな」

切「だって!丸井先輩が!」

丸「うっせーよ赤也。これは俺んのだ!」

ジャ「仲良くしてくれよ」

柳生「隣の住人に迷惑が掛かりますよ」

柳「白川はまだ帰ってきてないな」

真「そのようだな」

幸「早く帰ってきてくれないかなー?」

俺の部屋で白川が帰って来るのを待っている

理由はテスト勉強だ

幸村と参謀と俺はそこそこ出来る方だ

だけど、赤也とブンちゃんは

言わんくてもわかるじゃろ?

他は皆、得意不得意の差が少なくともある

参謀だけでは手が回らないから白川に頼もうとここにおる

今日じゃなくてもええんじゃないか?

幸「今日がいいんだよ」

仁「......お前さん、それは白川には出来んのか?」

幸「なんの事だい?」

仁「......プリッ」

そしたら一発でわかるじゃろ

幸「彼女はよくわからないんだ」

仁「そうかい」

ガチャ......

隣の扉が開く音をした

今日はいつもよりゴソゴソしているな

ためしに電話でもしてみるか

?「氷月ーー!!」

ガタン!!ゴトゴトゴト......

大きな音と声が聞こえた

皆が隣の部屋を見つめ引いとる

切「な、なんすか?今の......」

丸「さ、さあな......」
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