• テキストサイズ

古きパートナー

第7章 連続の厄日


白川側

毎日いじめを

暴力を受けていた

せっかく買って貰った新しい服も

すぐに汚くなってしまう

小学生の時から軽いパンチやキックなどは避けれた

だけど、ある条件が重なってしまうと

どうしても避けるのをやめてしまう

そこら辺が僕の弱い所

その条件は







『優真......』

仁「?」

幸「どうした?仁王」

仁「コイツ、今なんか言わんかったか?」

柳生「いえ、私は何も聞いていませんが」

仁「そうか」






小学2年生の2学期に初めて学校へ行った

都内でも少人数のこの小学校は

学年の平均が25人だとか

自分のクラスでは20人しかいなかった

僕はその頃孤児院から通っていた

誠さんが新しい家族が出来るから家をリフォームしなきゃと

家が出来るまでは孤児院からの通学だ

入ってすぐに友達が出来た

だけど、友達が出来て2か月経ったら

僕は暴力を毎日受けた

最初のうちは全ての攻撃を避けていた

だけど、優真が被害を受けるぞ

って話を聞いたら体が動かなくなった

僕だけで納まるなら

優真に迷惑が掛からなければ

僕はそれで幸せだと判断した

帰ると毎日都美子さん達に何があったか聞かれた

その質問に毎日適当な答えを返したが

すぐにバレてしまう

優真の知らない所で暴力を受けていると知った時

優真は泣きながら謝って来た

ほどなくして3年に上がって転校した

優真も一緒に転校すると言ったが

僕が押し切った

この関係がバレてしまったら

優真が暴力を受けると判断したから

その時も優真は謝って来た

3年からはまだ思い出せない

でも、少しずつ思い出してきた

人質という名の鎖で縛られ暴力を受ける

最悪な出来事

優真に出会え話す事の楽しさを知った

最高な出来事

最悪と最高がいつか均等に訪れて欲しいと願った事はある

だけど、現実は非常であった

僕に来るのは

幼い頃にやらされた、しっぺ返しである

僕の罪は絶対に許される事はない

来世に持ち越しになってしまうかもな






(うp主さんは......)
(あれ?ここいつからうp主の質問コーナーになった?)
(わかりません)
((´・ω・`))
/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp