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古きパートナー

第7章 連続の厄日


白川側

昨日は朝食を食べ終わり

昼前に解散した

僕は二匹の子猫を抱きなら家へと帰った

そうすると都美子さんが優しく出迎えてくれた

僕は自分の部屋に戻り

引っ越しの準備をした

引っ越しをするのは今度の土曜日

家からはかなり離れてしまうが

高校にはかなり近くなる

優真には毎日会えなくなるのだ

寂しくはないが

越したら越したで毎日電話がなりそうだ

今週はもう私服を着ないので取り合えずダンボールに敷き詰めた

毎日学校で読んでいる本も2冊を鞄に入れて残りはダンボール

最近、読む機会が減って来たからだ

彼らテニス部のおかげで

『はぁ......』

後は、教科書などを入れれば準備完了

まあ、5日後になるが

母「あら、終わったの?」

都美子さんがコーヒーを淹れてくれたようだ

優真は誠さんと何処かに出かけて行った

母「あら、だいぶ色が抜けてきたね」

『このまま戻そうと思います』

母「本当。またあの綺麗な髪が見えるんだね」

『綺麗だったでしょうか?』

母「ええ、とっても」

都美子さんは笑って言った

母「私はねあなたの髪がとても綺麗で毎日見るのが楽しみだったのよ」

僕は今の髪の色は嫌いじゃない

だけど、この仮面は外さなきゃな

中学生はもうとっくに終わっている

『明日からパーカーを着て学校に行きます』

母「ええ、良いわよ」

僕はパーカーを取り出してサイズの確認をする

時々優真のが混じっている

学校に着ていくのは白色だ

パッと見はわからんだろう

母「うん、似合っているよ」

『ありがとうございます』

母「今度、白色のパーカー買っておくわね」

『いえ』

母「雨の日だったら乾かないでしょ。コーヒーはここに置いとくわよ」

そう言い残すと都美子さんはリビングに戻って行った

『うん、おいしい』

都美子さんの淹れてくれるコーヒーはおいしい

誠さんが都美子さんに惚れたのは

コーヒーがおいしいからだったそうな

まあ、僕には恋愛感情なんてものありません

それよりも明日の事を考えよう

明日はきっと校内戦争になるだろうな

いろんな意味で

僕はほかに入れる物がないか確認した






(うp主さんは何か注目を受けた事がありますか?)
(目立たなさすぎて注目された)
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