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古きパートナー

第6章 不思議体験


白川側

皆驚いた顔をしている

丸「え、マジで、女なのか?」

『逆にいつ僕が男と言いましたか?』

柳「球技大会のバスケには男子で登録されているぞ」

『知りませんでした』

確かに、種目決めのとき寝ていたのが悪かったかもしれないけど

周りから見たら

僕は男に見えるのか

柳生「自身が男だと自覚がなかったそうですね」

幸「みたいだね」

仁王君の顔が僕の顔に近づいてくる

仁「うーん」

『なんですか?』

仁「笑ってくれんか?」

『無理です』

仁「だよな」

仁王君はそう言うと僕から離れた






現在時刻午後10時

今日も枕投げ大会が開かれるようだ

柳君が優真に説明をしている

昼間優真は都美子さんに呼ばれて出て行った

内容は昨日の事について少し怒られたらしい

それでも優しくしてくれたと少しばかり喜んでいた

夕方になると優真と切原君が一緒に帰って来た

丸井君が切原君に昼の事を伝えると

切原君は勢いよく僕に話掛けてきた

かなり興味があったみたいだ

僕はスカートが嫌いなだけでだ

だから男子の制服を着ている

何か問題でも?

気づくと枕投げ大会が開催されていた

毎度のおなじみのように切原君が最初に脱落した

次々と脱落者続出

今回は制限時間があるみたいで

僕は審判になっているが

あと1分で終わる

残っているのは

幸村君と意外な優真だ

1分も持つのかな?






ん?ここは??

まーた、夢か

呼び出しを貰ったてことは準備が出来たようだ

レ「こんにちは」

『こんにちは』

レ「早速行こうか」

レインは僕が開けようとした扉を開ける

レ「入って」

レインの言う通りに入ると

目に入ったのは大きな本棚と大量の本

まるで巨大な図書館のようだ

レ「ここに全ての記憶があるわ」

『本はどうやって分けているのですか?』

レ「1年で」

どうやら1年おきに分けられているようだ

奥の方にはまだ本が入っていない本棚が沢山あった

これから埋まって行くんだろうな

レ「まずは、復習から」

レインはそう言うと中学時代の本を持ってきた

レ「ここから読み直そう」

『わかりました』

本を手に取り

ページをめくる

そうすると

僕の体は光に包まれた
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