第6章 不思議体験
幸「優真は?」
上風「俺かー、うーん」
聞いた事なかったな
上風「あ!警察官になりたい!!」
誠さんに教えてもらってた時期があったな
仁「白川は?」
『僕はないです。大学に入る所までしか』
はい、会話終了のお知らせ
幸「優真はなんで警察官になりたいんだい?」
上風「父さんが警察官で、そんでもってカッコいいと思ったから」
柳「ありきたりだな」
上風「いいんだ」
柳生「大学の先は決めてないのですか?」
『はい』
仁「じゃあ、今すぐに叶えたい夢は?」
今すぐに、ね
何かあったかな?
『......空を見上げたいかな』
ボソッと言ってしまった
真「いつでも空なんて見えるぞ」
『訳ありで、見えないんです』
柳「訳ありか」
幸「多いね、そう言うの」
『ごめんなさい』
柳生「謝る事はありませんよ」
仁「そうじゃき、俺達は誰も馬鹿になどしん。赤也以外はな」
切原君は可哀想な立場だったのか
上風「あ!幸村先輩!!俺、高校入ったらテニス部に入りたいんだ!」
幸「急だね」
柳「まだ、1年はあるぞ」
上風「俺、テニスに魅かれて。やってみたいんだ皆と一緒に」
柳生「心強い仲間が出来そうですね」
仁「簡単に高校に入れるかな?」
『優真、どの高校も受験と言うものがあります』
上風「わ、忘れてた」
幸「来年が楽しみだね」
柳「白川はどうするのだ?」
『僕ですか?』
真「高校は強制で部活動をやらされる」
あー、そんなのあったな
仁「お前さんの引っ越しはもうすぐじゃろ?そうなったら部活動に入らないかん」
部活動か
やりたくないな
幸「ねえ、今度は無期限のマネージャーをやってみない?」
『まだ、こりていなかったのですか』
幸「まあね、それでどうかな?」
『もう、それでいいです』
柳「今回は全開よりも仕事が増えるぞ」
『構いません』
柳生「協力な助っ人が来ましたね」
仁「これから面白くなりそうじゃ」
あの煩いコートで無期限に動き周るのか
考えただけでも嫌だな
上風「氷月、いやそうだな」
優真は笑って言っている
煩いのは
あの時だけで十分だ