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古きパートナー

第6章 不思議体験


仁王側

ん?ここは何処じゃ??

俺は真っ黒な空間に浮かんでおる

切「うわ、なんスかここ!!」

丸「夢の中ってやつか!?」

ジャ「そんな訳ねえだろ!」

柳生「では実際に何処でしょうか?」

真「確かに俺達は寝たぞ」

柳「ああ、大広間に全員で寝たはずだ」

幸「案外、ブン太の行った事が正しいんじゃない?」

上風「なんで、俺もいんの!?」

おーおー、全員集合じゃのう

白川以外

柳生「仁王君は知っていますか?」

仁「何故、俺に聞く?」

柳生「何か考えていたものですから」

仁「俺はこんなとこ知らんぜよ」

柳「優真はどうだ?」

上風「いや、初体験なんですけど」

俺達はそんな事を言いながらゆっくりと落下していく

地面らしき場所に着くと

水色の髪の少女と金髪の少年が居た

?「来たみたいだよ」

金髪の少年は言う

?「じゃあ、ゆっくり」

?「うん、ありがとう」

?「いえいえ」

金髪の少年は泡のように消えていった

少女はこちらに向いた

レ「初めまして、レインと申します」

白いワンピースに水色の髪がよく似合い

何よりも綺麗な笑顔をしている

幸「レイン、ここはどこなんだい?」

レ「この説明をするのは3回目だね、いいよ教えてあげる」

この真っ黒な空間に大量の光の粒が浮かびだした

切「な、なんだこれ!」

丸「こ、こここ、こっち来んなよぃ!!!」

赤也とブンちゃんは怖がって逃げておる

レ「ウフフ、触っても害は全くないわよ」

レインは楽しそうに見ている

俺はこの空間を見渡した

レ「光(こう)は何か気になるの?」

柳生「光、とは誰ですか?」

レ「あそこの銀髪さん」

皆は俺を向く

仁「どうして俺が光なんじゃ?俺には仁王雅治ナリ」

レ「知ってるよ。でも私は光って呼ばせてもらうね」

仁「勝手じゃな」

柳「勝手と言えば、ここは何処なんだ?」

レ「ここはある人の夢の中。ある人の名前は言えないわ」

真「なぜだ?」

レ「そのある人は自分の名前を忘れちゃったから」

幸「じゃあ、レインは知っているんだね?」

レ「うん、でも言えないよ。言ったらダメだから」

柳生「ダメ、と言うのは」

レ「その人が自分の名前を思い出すまで。私は口止めされているわ」

仁「そうなんか」
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