第6章 不思議体験
白川側
切「目の前で避けn!ゴフッ!」
襖を開けた瞬間
幸村君の投げた枕が切原君に当たった
幸「よく避けれたね、弦一郎」
真「う、ああ」
どうやら真田君を狙っていたようだ
切原君の目の前でそれを避けてしまったんだろう
上風「氷月、やけに時間が掛かったな」
優真は自分の隣の床をポンポンと叩いている
僕はそこに座った
上風「生き残っているのは2人だけだよ」
優真はかなり興味があるそうだ
『それで優真は何をしているのですか?』
上風「審判だよ。幸村先輩から頼まれたんだ」
『そうですか』
目の前を見ると
肩で息をしている真田君と
笑顔で枕を持っている幸村君が戦っている
まあ、どっちが勝つかなんて一目瞭然
神の子を目の前に皇帝は奇跡が欲しいように見える
『1時間前より騒いでいたのは、もしかして』
仁「そうじゃ、この枕投げ大会じゃよ」
柳生「すいません。かなり騒がしかったでしょう?」
『隣の部屋まで聞こえていたので』
切「クッソ!」
丸「なんだよぃ、また1番最初にやられてんじゃん」
ジャ「赤也もこりないな」
柳「これまで赤也が1番最初に脱落した回数240回だ」
丸「そもそもそんなにやってたのか」
仁「俺も知らんかった」
柳生「結構やっていますね」
ジャ「そもそもこれもデータに入るのか」
上風「今度、俺もやりたいな」
『優真、都美子さんが二泊三日してきても良いと言っていました』
上風「マジ!」
優真は嬉しそうな感じだ
丸「じゃあ、明日もやろうぜぃ!」
ジャ「や、まだやんのかこれ」
切「今度こそ!」
仁「こりんのう」
柳生「白川君もどうですか?」
『いえ、遠慮しときます』
柳「初回はルール付きだから、大丈夫だぞ」
問題はそこじゃないんだが
真「せ、精市。ギ、ギブアップだ」
幸「えー、これからだったんだけどなー(黒笑)」
どうやら決着がついたようだ
真田君は畳の上で大の字になって寝ている
仁「あれに勝つ気か?赤也」
切「もちろんッス!」
柳「もうそろそろ、無謀と言う言葉を覚えたほうがいいぞ」
幸村君が相手だったら手も足も出ないだろうね
枕投げ、すごいな