• テキストサイズ

【暗殺教室】ドSカルマくんとの暗殺生活

第8章 死んじゃったら悲しむ人がいる


「俺も、ののちゃんのこと好きだよ?」

その言葉。
その言葉を聞きたかった。
何よりも、どんな言葉よりも。

「・・・っぐすっ…本当?」

「うん、本当だよ」

赤羽くんは優しい顔で言った。

「本当に本当?」

「信じてってw」

赤羽くんはフッと笑いながら言った。

「なんなら証明しようか?」

――チュッ

そういうと赤羽くんは私の横に顔を出し、私のほっぺにキスをした。

「っっっっ!?!?/////」

私はあまりの驚きに声が出なかった。

顔を真っ赤にしながらうつむく。

「あれ?wもしかしてこれで照れちゃった?w」

「い、いや!て、照れてない!」

図星をつかれて一生懸命顔を隠そうとする。

「ん?じゃあなんで顔隠すの?」

「い、いや…泣き顔見られたくないから…」

「もう1回見たから大丈夫だよ、だから顔上げて?」

そう言って私の顔をのぞきこむ。

「い、いや…その…/////」

顔の距離が近くなり、さらに顔が赤くなる。

「体熱いよ?脱がせてあげようか?w」

「っなななな何言ってんの?!」

「なに?冗談だったんだけどw本気にしちゃった?w」

「っっ!!////」

恋愛経験が少ないせいかすぐに照れてしまう。

そんな私を赤羽くんはからかって遊んでいる。

でも不思議と嫌じゃない。

「んじゃさ、とりあえずもう遅いから家まで送る?」

私は急に言われて少し驚いた。

(気持ちは嬉しいんだけど…どうしよう…親にこのこと知られたくない…)

「う、ううん…大丈夫…」

「でもこの前ナンパされてたし危ないよ」

(うっ…確かに…)

「じゃあ、家の近くまで…お願いします…」

「うん、じゃ行こ」


そして私は赤羽くんに送ってもらうことにした。
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp