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【暗殺教室】ドSカルマくんとの暗殺生活

第7章 赤羽 業


「へぇ、ここが渚くんの部屋かぁ」

赤羽くんは物珍しそうな目で部屋を見渡している。

「うん、じゃあ勉強始めようか」

「はぁ…、ダル~」

「何言ってんの!ののちゃんのためにこの勉強会開いたんだからね?」

「は、はぁい…」


~数学~

「…ののちゃん…ふざけてる?」

「ふざけてないよぉ!この公式でやったらこうなったんだよ!」

「ここはこの公式とこの公式の組み合わせって言ったじゃん!」

「これ全然関係ないじゃん!どっから湧いて出てきたの?!」

「円周だっつってんでしょうが!」

「知らぁん!」

知らないよ!そんなのぉ!

わざわざ求める必要性皆無だろ!


~英語~

「市ノ瀬さん…」

「私日本人ですから…」

「い、いくらなんでもこれは…」

「英語とか意味わかんないじゃん!なんでわざわざsとか付け足すの?!そっとしといてやれよ!わざわざややこしくするなよ!」

「そ、そう言われましても…」

「どうせ私日本にずっといますから!アイラブ日本!」

英語はいっちばん嫌い!

訳わかんない!わざわざたくさん増やす意味がわからない!


~地理~

「ののちゃん、赤道の位置くらい覚えよう?」

「どこにあっても同じだ!世界の軸が曲がるわけでもあるまいし」

「それはそうだけど、これはさすがに常識だよ?」

「大体そんなもん人間が勝手に決めたんでしょ?だったら私がもっとわかりやすいところにもう一回決め直してやんよ!」

「・・・」

土地なんて知るか!

その地域の人には興味あるけど他は知らん!


~全て終了~

「・・・」

「ののちゃん、やる気ある?」

「国語、歴史、理科だけなら…」

「それ苦手教科以外を除いた5教科じゃん」

カエデは呆れた様子でこちらを見ている。


「っくくく…w面白いねぇw」

赤羽くんはお腹を抱えて笑っている。

「アイラブ日本って…w」

「ぅ~…///」

赤面している私を尻目に赤羽くんは笑い続けてる

恥ずかしいよォ///

「さてと…」

赤羽くんは私の隣まで移動して、

横に座った。


「・・・え?」
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