第1章 ずっと待つ・・・いつまでも【アリババ】
『クチュークチュ』
キスの嫌らしい音が部屋に響く
なんか、触れるだけじゃ足りない・・・
音が恥ずかしいけれど、それ以上のことをしたい・・・
ーと、一旦アリババのキスの雨が止まる
「そんな固くなんないでくれよ・・・」
「え・・・あ、んんっ」
言葉の意を読み取れなかった一瞬の隙に、アリババのキスが再開する
しかも、今度は舌を入れてー
「んっふ・・・あ・・・」
歯じりをなぞられ、舌を吸われ、私は彼のされるがままになっていく・・・
「っあ///」
「え・・・だめか?」
彼は、私の服の下から手を滑り込ませて、胸に触れていた
「だめじゃ、ない」
「良かった」
アリババはフッと微笑み、勢いよく私の上半身を隠す服を取り払った
「やっ、恥ずかしい・・・///」
思わず胸元を隠したが、両手を片手で押さえられ、もう片手で胸を揉まれる
「あっ、ああん・・・っやぁあぁ・・・あり、ばばぁ」
「っ・・・声エロい」
「だってーあっ」
アリババは、起ってきた胸の突飛を舐め、もう片方を手で愛撫する
「ぅ・・・ぅあっ!!」
こんなのが自分の声だなんて信じられない・・・
「・・・下、いくぞ」
もう力が抜けてきていて、コクりと軽くうなずくことしかできなかった
「わ・・・びっしょ・・・」
「やぁだアリババぁ・・・」
「でもよ、俺を感じてくれてんだろ?嬉しい」
そう言うと、胸を弄るのをやめ、下の方に移動する
「あっ、それだ、めっ!!」
最後の方は、既にアリババに軽く舐められた後だった
「き、たないよぉ」
「全然」
きっぱり言ってくれるアリババが嬉しくて、恥ずかしいのに笑顔になれた
下着も下ろされ、直でアリババの舌が入り込んでくる
「あっ、ぁあっ、っやぁあ」
「嫌じゃないくせに」
そう言うと、アリババは舌を固くして、急所を思いきり舐めあげた
「ひゃあんっ!!」
・・・私は簡単にイッてしまった・・・
「早いだろ」
アリババが笑い半分に言う
「アリババのせいじゃん!」
「まぁな」