第1章 XOXO…
のんの顔の横に両肘をつき
覆い被さったまま、のんを見つめる太ちゃん
「た、太ちゃん?///どうしたの?」
『俺、今仕事中じゃないし。
それに、どーでもいい子に
キスしたり、こんなことしないから。』
「え?どーゆーこと?
太ちゃん、急にどうしたの?」
『言うつもりなかったけど
俺、今日1日、のんと一緒にいて
すっげー楽しかったし
もっと、のんの、いろんなこと
知りたい言って思ったんだ。
そして、ありのままの俺のことも
もっと知ってほしいって思ったんだ。 』
「え?あの?え?どーゆーこと。
頭がこんがらがって、わかんない。」
真剣な表情で話す太ちゃんに対して
パニック状態の、のん
『のん、俺の目を見て?』
少し冷静になって太ちゃんの目を見つめる
『のん、もう1回聞く。
のんは、俺のこと好きでしょ?』
「うん。大好き///」