第1章 XOXO…
ビックリして目を見開いたままの、のん
「え?太ちゃん?///なんで?///」
『なんで?って、ご褒美(笑)
嫌だった?(笑)』
「嫌じゃないよ、全然///
嬉しいけど、なんでキス?///」
『のん、見てたらしたくなったから。
それに、のんもして欲しいかなと思って。』
「え?のん、そんなこと…///」
『思ってないって?
のん、俺のこと好きでしょ?
なら、相手に
触れたいって思うのが普通じゃない?』
「それは、そうだけど…///
じゃあ太ちゃんはなんでしたの?」
『え?それは…』
言葉を詰まらせ、
ふいっと目を反らす太ちゃん
「あ、なんか、ごめん。
のんは、太ちゃん好きだけど
太ちゃんは、こーゆーの
お仕事とかで慣れてるもんね…」
少し悲しそうな顔をしながら
それでもニコッと笑う、のん
その瞬間、二人で座っていた
少し大きめのソファーに
ドンッと押し倒された