第1章 XOXO…
(せっかく二人になれたのにな。
って太ちゃんも疲れてるんだし
同じ家にいるだけでも奇跡なのに。
よし、お風呂入ってこよ。)
ーーーーー
(いやいや。のんと二人きりって。
全然眠くないのに、おやすみとか
言っちゃったし。どーした俺。
でも、あのまま一緒にいたらやべーし。
意識しまくりだろ。でも、のん
見た目も中身もまじで俺のタイプ。
あー、こーゆー時、 俺も一般人だったら
変なこと考えずに付き合ってとか
言えるのにな。ってなに考えてんだろ。 )
ふと携帯の時計を見ると、あれから
一時間がたっていた
(のん、もう寝たかな。)
トイレに行こうと部屋を出ると
リビングから灯りが漏れていた
リビングを覗くと電気は切っているが
テレビはついていて、のんが小さな声で
キャーキャー言いながら見ている
そして、そのテレビは俺たちが出ている
キスマイBUSAIKU…(笑)
さらに、俺がエレベーターの中でマイコを
後ろから抱きしめて甘えてるシーン…(笑)
(なにこの恥ずかしい感じ///
それに、まったく俺に気づいてないし。
ちょっと意地悪してやろ。)