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黄鈴【東京喰種】

第3章 すこしちがう。


「鈴屋くん…」
「目そらしちゃ嫌ですよゆりこ」

「はい…」
私の耳には、鈴屋くんの声と私の心臓の音しか聞こえない。

「なんで今日、亜門さんといたです?」
「今日から、亜門さんとアキラちゃんと組むことになったの」

「そうですか…」

しょぼんとする鈴屋くん。
なんでしょぼんとしてるの?


「ちゅーしたいです」
「えっ……んっ!?」

私が返事をする前に鈴屋くんがキスしてきた

5回くらい軽くキスをして、
私の顔をまじまじと見てくる。

「真っ赤ですね」
「うぅ……」

CCG内でこんな事しないで!
って怒りたいところだけど…
こんなに満足そうな鈴屋くんの顔見ちゃうと
怒りなんて消えるよ。

「可愛いです僕のゆりこ」

顔が近い…

私はどうにかしてこの雰囲気を崩したかった。
そうだ!!

「鈴屋くん、今度一緒にどこか遊びに行こうよ。
だから今はお仕事しよ?」
「ほんとですか!?」

ぱああって笑顔になる鈴屋くん。
んむむ、単純…

「だから離してね。
さあ!お仕事がんばりましょう」
「は~い!」

快く離してくれました。
この作戦、次から使おう
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