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霧が晴れる頃に

第1章 入学


霧が晴れる頃に 9話 委員会後

委員会の集まりは終わり、自分の教室に向かって林と校舎を歩いていた。

(結局、日常活動説明されただけで終わったな…)
林と話した後、すぐに先生は帰ってきたのだが、取りに行ったプリントはただの注意事項確認のプリントだった。
そんなことはさておき
昨日の帰り道や普段なら少し元気過ぎるくらいに振る舞っている林だが今は何故か水を打ったように静かだった。
そんな林に仁は
(あれ…俺…なんかまずいこと言ったっけな…)
と、冷や汗をかいて恐る恐る
「霙?」
と、話しかけてみると
「ん?」
と、いつもの感じで返事をしてくれ仁はホッとして
「いや、なんでもない」
と、言った頃に教室についたので入ってみると残り1分で次の授業が始まる時間だった。
対した距離ではなかったのだが、かなりゆっくり歩いたようで時間ギリギリになってしまった。
教室では学級委員会の仕事なのかゲリラ豪が「座ってー!チャイムなるよ!」と、声を張り上げて呼びかけていた。
仁は
「やべやべ、次はー、っと、社会か」
と言って仁は社会の授業の準備をするべく席に座った。

そして、先生が入ってきた。
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