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霧が晴れる頃に

第5章 冬へ…


霧が晴れる頃に 122話 慶の行動?

わりと真面目に勉強し続け2時間。

「か、楓ちゃーん!疲れたよ~!」
「仁、仁ちゃ~ん!疲れたよ~!」
「慶黙れ、蹴るぞ」
林の真似をして仁に泣きついて慶にムカついた仁だったが、そろそろ限界だろうと終わりにさせる。

「ふひ~」と、慶は床に寝転がり辺りを見回すと僅かに眉尻が下がり頬杖をついている楓が目に入る。
(雪原…元気ない?林に教えるのに疲れたか)
確かに大変そうだったと思いながら今度は仁をみると最近余り見なかったつまらなそうな顔をしている。
(もしかして…)

察した慶はもし、自分の予想があっているなら。と、解決方法を行う。

「林、今日の夜な、母さんが手作りピザ作るって。お前もどうかっていってたけど」
「食べるっ!」
「じゃあもう帰るぞ、焼き上がるくらいに帰ってこいっていってた」
「あ~、うん!わかった!!」
「ってことで俺と林帰るな」
「お邪魔しました!!」

などと色々言って慶と林は帰っていった。

いきなり取り残された仁と楓は呆然としている。
「なんなんだ…」
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