• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

③呪術廻戦〜脹相と恋人と絡み〜

第16章 帰宅


「……家に戻っていいよ」

五条は、まるで明日の天気でも伝えるような気軽さでそう言った。

俺は一瞬、その意味を理解できず、五条の顔を見つめた。

「……戻っていい、というのは」

「そのまんまの意味。今のところ、脹相を処分する理由はないって学長も判断してるからね」

「……学長が?」

「うん。君が悠仁を弟だと思って協力してることも、今のところ人間に害をなしていないことも、一応考慮されてる。もちろん、引き続き監視は必要だ。」

五条は頬杖をつき、いつもの調子で続けた。

「二人の関係を認めたわけじゃないよ。そこは勘違いしないでね。呪いと人間が恋愛関係になるなんて言語道断、だってさ」

「……そうか」

「でも、あの子が前より笑うようになったことは、学長もちゃんと見てたよ」

思わず、顔を上げた。

「……あいつが?」

「そう。だからって、それだけで何もかも認められるわけじゃないけどね。今は無理に君を処分するより、協力関係を維持するほうが合理的。そういう判断になったわけ」

五条はそこで、にやりと笑った。
/ 95ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp