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③呪術廻戦〜脹相と恋人と絡み〜

第13章 密会〜五条家


「……なあ」

脹相が口を開いた。

「ん?」
「……少し、時間をもらえないか?」

彼女は一瞬驚いたあと、ふわりと笑った。

「うん。いいよ」
「料理は……」

「下ごしらえは終わってるし、少しなら大丈夫!」

彼女は火を止め、手を洗ってからエプロンを外した。
そして、脹相のそばまで歩いてくる。

「どこで過ごそうか?」

脹相は一瞬迷ってから、静かに答えた。

「……お前の部屋がいい」

「私の部屋でいいの?」

「ああ」

彼女は嬉しそうに頷いた。

「じゃあ、行こう?」

そう言って、彼女から手を差し出してくれる。

脹相はその手を見つめ、そっと握った。
指を絡めると、その温もりに、ようやく息がつけた気がした。


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