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【WINDBREAKER】風鈴高校の紅一点🎐𓂃𓈒𓂂

第2章 獅子頭連編


桜「やれば出来んじゃねーか。」
蘇枋「お疲れ様です。」
楡井「おっ、お疲れしたっっ!!」
柊「おう。」

激闘を終え、それぞれが息を整える中。桜は厳しい視線をへと向けた。

桜「お前、何やってんだよ。」
「………………」
楡井「獅子頭連のやり方が癇に障るのはわかりますけど、まさか十亀さんにあんな言い方するなんて!」
「…………どうしても、許せなかったの。」
桜「だからって、お前みたいなチビが向こうに何かされたら、怪我じゃすまねぇだろうがッッッ!!!!」
蘇枋「…今回は桜君の言う通りだよ。気持ちはわかるけど、危険な行為だったって事はわかるよね?」
「…………はい……」

みんなの呆れと心配が入り混じった視線が痛い。

桜「今回は柊が傍にいたからまだ良かったけどよ、お前一人の時にこんな無茶されてみろ。……心配するだろうが。」
「……うん」

不意に紡がれたその言葉に、楡井と蘇枋がぴたりと動きを止めた。

楡井「………………」
蘇枋「………………」
桜「…………え?」
楡井「いやいやいや! なんでもないですっ! ははっ!」
蘇枋「桜君も、ちゃんのことが心配でたまらないんだね!」
桜「て、てめぇら!!!!そのニヤニヤした顔やめろ!!腹立つッッッ!」

図星を突かれたのか、桜は顔を真っ赤にして怒鳴り散らす。その慌てぶりを見て、張り詰めていた空気が少しだけ緩んだ。

蘇枋「……まあ、とにかく。ちゃん。次から無茶は禁止だよ? 分かった?」
「……はい。すみませんでした…」

蘇枋が優しく頭を撫でてくれるその温もりに触れながら、は小さく頷いたのだった。
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