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【WINDBREAKER】風鈴高校の紅一点🎐𓂃𓈒𓂂

第1章 出会い


梅宮「苗と畑の数が、合わないんだよな!!」
柊「…あ?」

話が、1ミリも噛み合っていない。これが柊さんの胃痛の正体かと
は妙な納得感を覚えた。

梅宮「あれ? どうした? みんな揃って!あっ!きみッ!!今年入った紅一点!?」
「は、はい!」

梅宮が満面の笑みでこちらに駆け寄ってくる。

梅宮「どれどれ。よーく顔見せてごらん? ……あっ、その前に手が土だらけだった。洗ってくるから、みんなでそっちに座って待っててな」

なんて、気さくで話しやすそうな人なんだろう。柔らかな笑顔に優しい物言い。トップに君臨していることが信じられないほど、彼が纏う空気は春の陽だまりのように温かかった。

桜「いつまで突っ立ってんだ。お前も早く来い」

梅宮が水道へ向かった後、桜がぶっきらぼうに声をかけてきた。

「うん。今行く!」
桜「……なぁ」
「なに?」

並んで歩き出した矢先、桜がふと声を低くした。

桜「お前、蘇枋と知り合いなのかよ」

唐突な問いだった。は足を止めて、首を傾げる。

「どうしてそんなこと聞くの?」
桜「なっ、べっ別に!! なんでもねーよ!!」
「えっ、なんであたしが逆ギレされるの?」
桜「うるせっ! 近づくな! こっち見んなっ!!」

顔を真っ赤にして、噛み付くように騒ぎ立てる桜。自分から話しかけてきたくせに、一体何が聞きたかったのか。結局最後まで分からないまま
は嵐のような彼の剣幕に首を竦めた。
少し離れた場所から、そんな二人の様子を背後で見守っていた蘇枋が意味深な笑みを浮かべていた。

蘇枋「へぇ…」

蘇枋は興味深げに、楽しそうに独り言をこぼした。
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