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破天荒アラフォーいざ参る!【不死川実弥夢】

第9章 ついに……


斗和はさらに一歩踏み込んだ。

童磨の腕を斬る。

その瞬間――斗和の血が、傷口から童磨へ飛び散った。

「……っ?」

童磨の表情が止まる。

「どうしたァ?」

実弥が迫る。

斗和は肩から流れる血を拭い、低く笑った。

「……浴びせた」

「何を?」

しのぶが問う。
斗和は童磨を睨む。

「私の血を」

童磨の傷口から、じゅう、と異音がした。

「……これは……」

初めて童磨の顔から笑みが消えた。

斗和は刀を構える。

「さあ――効いてくれるといいんだけどね」

しのぶが目を見開く。

「まさか……最初からそれが目的で?」

「そういうこと」

斗和は血を流しながら、笑った。

「だから、あえて喰らったのよ」
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