第2章 熱が下がらない…《悟side》
「お腹…空いてる?」
「俺のことはいいからゆっくりしてなっ」
抱っこして寝室へ連れていく。
ちょっと軽くなったか?
ベッドに横になると深いため息を出す。
体をさすりながら聞いていく。
「今日は何か食べたの?」
首を横に振って答える。
「喉、いつから痛かったの?」
2〜3日前からとジェスチャーで答えてくる。
「その頃からあんまり食べられてない?飲み物は?」
うなずくいて、飲み物は少しとこちらもジェスチャーで。
かれこれ4日ほとんど飲食していない。
「待ってて」
カロリーが高くて喉越しが柔らかいもの…
「お待たせっ」
アイスクリームを手に寝室に戻る。
「ゼリーだとカロリー取れないからアイスにしよう」
起きあがろうとするから
「横になってていいよ」
小さく掬って口に運ぶ。
あ〜んと口を開けると喉が引っ張られて痛いのか少し顔を歪める。
「口開けるのも痛い?」
少しとジェスチャーで
「かわいそうに……」
なんとか頑張って半分くらい食べた。スポドリよりコッチのほうがいいよね、経口補水液。ストローを刺して渡すとゆっくり顔をしかめながらコクッ…コクッと飲む。
「少し眠ってな」
薬を飲ませて、布団をかけて俺も隣で横になる
また深いため息をついて目を閉じた。
病気の 〇〇〇なんてはじめて…
これまでもあったんだろうなぁ。
家を空けることが多いから今まで気づかなかったけど…
ひとりで対処してたんだねぇ、気づいてあげられなくてごめん…
見つめていると消え入りそうで怖くなる。
そっと頬に触れて布団の上から体に触れて…
「いる、ちゃんといる」
自分に言い聞かせる。
静かに深く深呼吸をして自分を落ち着かせている間に眠ってしまった。
外はすっかり暗くなり横で眠る 〇〇〇に視線を向ける。
ん?ちょっと呼吸が荒い。頬に触れると昼間より熱くなっている気がする……。
発熱?額に手を当てると熱い…。
「熱、出ちゃったか……」
布団の中に手を入れると少し汗ばんでいた。身じろぎしたタイミングで声をかける。
「熱、出てきた?」
うなずく
体温計の場所を聞いて取りにいくついでに飲み物も持ってきた。
「はい、挟んで…」
すぐにピピピっと聞こえる。
「38.5°……」
ふたり同時に深いため息が出た。
「今、どこが辛い?」
喉と頭を指差し頭はガンガンすると訴える
