第2章 熱が下がらない…《悟side》
「硝子、ありがとう。助かったよ」
「あれ、術式で治すようなモンじゃないからね、言っとくけど」
「はい、すみませんでした」
取り澄ました態度でお辞儀する。
「随分前に言ってた『光ってる子』ってあの子?」
「なんで?」
「アンタが連れてった時、光の帯?みたいなのがうっすら見えた気がして…」
「見間違いでしょっ」
ヤベぇ…病み上がりでよかったぁ……
やっぱ光って見えるんだな
「あっ、それとわたしのこと私情で使ったんだからちゃんとお礼はしてもらうわよ」
「なんなりと……」
「そうねぇ…来月織姫先輩が出張でコッチに来るからそれに合わせてしゃぶしゃぶ用のイイお肉、5キロほど提供してもらおうかしら」
「5キロ?ふたりで食べんの?」
「せっかくだから生徒たちと手の空いてる補助監督たちも労ってあげようと思ってね」
「そゆことね、了解。お安い御用だよ。日付決まったら教えて」
ふふんっ、なんかいい気分
授業と任務さっさと終わらせて帰ろうっと