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氷帝

第2章 ミスコン


「ミスコンねぇ・・・」
パーフェクトな人間を決めるコンテスト。
私は学園ではパーフェクトかもしれない。

(でも家では・・・あれ?)

【氷帝学園のパーフェクトな人を決めるコンテスト】ってことは・・・

「家での行いは関係ないって事?」

それなら出てもいいかな。
跡部くんから好きなものを買ってくれるにつられたわけじゃないと言われたら嘘になるけど。
でも、氷帝の生徒を騙すなんてのは如何なものか。
騙すために外ズラ良くしてるわけじゃないのに。

「そうと決まれば」
「ドレス選びだな。」
「うん!」

ミスコンではドレス審査と言うものがあるみたい。
私はドレスを着てその辺歩かなきゃいけないんだ。
そのためのドレスを選ぶんだー!

私と跡部くんはルンルン気分でリムジンに乗って跡部財閥のお店に行った。

「いらっしゃいませ」
「いらっしゃいましたー」
「お前な・・・」
「良いじゃん。ここには氷帝学園の生徒はいないんだから。」
「学園の奴がいてもいいと思・・・いや、やめとけ。」
「言われなくてもやめるよ。それより、このドレス可愛い!!!」

私はセクシーな水色の胸元が凄く空いたドレスを手に取った。

「おまっ!(汗)」
「ちょっ、跡部くん何?」
「そんな胸元空いたの来たららお前の体系だと胸が丸見えになるだろ。」
「ちょっと、それどういう意味!?」
「がばがばだぞって意味だ!」
「がばがばぁ!?私がヒンニュウとでも!?」
「貧乳じゃねぇか!」
「貧乳じゃないもん・・・たぶん。ちょっと平らなだけ・・・ヒンニュウだもん。」
「お前はこれにしとけ。」

真顔で跡部くんが私にピンクのフリフリのドレスを差し出してきた。
(あら、かわいい。)

「セクシーなドレスも良いけどこれも良いね。」
「だろ?」
「私、試着してみるね!」
「あぁ。行ってこい。」
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