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ずっと前から (降谷零/R18)

第34章 僕の傍を離れるな【最終章】 ※


「ママぁ、絵本のつづき」

二歳の蓮が、読んでとにせがむ。本が大好きなところがに似ている。

睦はの隣に座ると、体をもたれ掛かり引っ付いた。


「まるで保育園の先生だな。
蓮、パパが読んであげるよ。」


蓮をの膝から抱き上げ、頭を撫でた。

僕によく似た顔の蓮を、は僕の小さい版だと言って喜んでいる。

蓮を抱き上げた瞬間には口もとをおさえて無言で悶えだした。

昔なら、『うっ…!』とか『くぅっ…!』とか言っていただろうが、
こども達の前では我慢しているらしい。


「れ…零は…今帰ったとこなのに、ゆっくりしてて?」

耐え抜いたようだな?

「僕の心配はいいから。
もうこのセリフ100回は言ったんじゃないか?くくっ。」

「あ…うん、ごめんね。」

「何でが謝るんだよ。子育てはほとんど任せきりにしてるのに。
桜をベッドで寝かせてあげて。も疲れただろ?そのまま寝て構わないから。
睦と蓮は僕が寝かせるよ。」

は、4歳・2歳・0歳の乳幼児三人の世話でかなりくたくたになっている。

「……ありがとう。そうさせてもらうね。」

「あぁ。そうして。
あと、明日は幼稚園休みだろ?
朝食は作っておくから朝はゆっくり寝ていいよ。」

「ふふっ。ありがと。」

は桜を連れて先に寝室へ行った。






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