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ずっと前から (降谷零/R18)

第34章 僕の傍を離れるな【最終章】 ※


  .。*✿.:。 数年後 .。✿*.:。


玄関のドアをあけると、
トトトトっと駆ける小さな足音が聞こえてきた。

「パパ!おかえりっ!」

「ただいま、睦」

駆け寄ってきた睦を抱き上げると、嬉しそうに笑った。

「今日さ、幼稚園のかけっこで僕一位だったよ!」

「お!それはすごいな。頑張ったじゃないか」

「えへへー」


睦を抱っこしたままリビングへ行くと、
はソファに座り、まだ0歳の桜を抱いたまま、蓮を膝に乗せて絵本を読んであげていた。


「おかえり、零」

「パパ、おかえり」


僕に気付いたが、柔らかく微笑む。

のその顔を見ると、幸せを実感する。

「ただいま。、蓮、
桜は……寝てるのか?」

「うん、さっき寝たところ。
夕食はたべる?温めようか?」

「いや。仕事中に軽く食べたからいいよ。
それに、自分でするから。
はただ傍にいてくれたらいいって言っただろ?」

睦を下ろし、の頬に触れて優しく撫でる。

少し上目遣いで僕を見て、照れたように笑い、触れた手にそっと擦り寄った。

…………やめろ、可愛いな。
子ども達がいなかったら押し倒してたからな?



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