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ずっと前から (降谷零/R18)

第17章 愛しつづけるよ ※


「それなら、キャメルに預けたままの服を見てと居たことに気付き、位置情報で確認してから電話をしたんだろう。常に君の位置を見ていられるほど暇ではないだろうからな。」

「なるほどー!
今このタイミングで、もし位置情報を解除したら……」

「くくくっ。それはやめた方がいい。疑いが晴れることがなくなるぞ?
俺もこれ以上、彼に恨まれたくはない。黒ならまだしも、潔白だからな。
まぁ、彼との結婚をとり止めたいなら……、今、解除するといい。」

「それはぜったい、嫌です。」

「そうか。残念だ。俺としては、ますます君を手放したくなくなったんだが。」

「もう。そんな軽口ばっかり言って、さっき、『君が幸せなら、それでいい』って言ってたばかりですよ。ふふっ。」

「ふっ。そうだったな。ほら、着いたぞ。」

「あ、はい。赤井さん、今日はありがとうございました。キャメルさんにも、怪我お大事にと伝えてください。」

「あぁ。またな。困ったときはいつでも頼るといい。君になら、どんなことでも力になろう。」

「ふふっ。ありがとうございます。じゃあ、また。」


そう言って赤井さんは車で去っていった。

さらっとしてて、まったく本気を感じられなかったから、“女がいたら口説くのが礼儀”みたいな感覚なのかも。


不思議な人だなぁ……
あんなに男の魅力が溢れ出してる人なのに、なぜか安心する。
もしも零と出会っていなければ、赤井さんを……
いや、何考えてるんだ!だめだめ。





だいぶ遅くなってしまったけど、明日が休みでよかった。


お風呂に入り、やっと緊張から解放された気分。


キャメルさん……銃で撃たれるなんて、何してたんだろー…

零の部下も怪我をして病院に付き添ったというし、公安といいFBIといい、命懸けの仕事だなぁ。



「零……会いたいよ…───」



私はいつから、こんなに寂しがりやになったんだろう……


いつのまにか、零がいないことに耐えられなくなってしまっている……




疲れ切っていたから、お風呂から上がったらすぐにベッドに入った。
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