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ずっと前から (降谷零/R18)

第17章 愛しつづけるよ ※


── 夢主視点 ──


病院を出て、赤井さんに車で送ってもらっている途中、スマホが鳴った。零からの電話。

どうしたんだろ。
今日帰れないって連絡きてたけど、まさか何かあったのかな…?

そわそわしてしまい、赤井さんが「気にせず電話に出たらいい」と言ってくれて、電話に出た。

よく分からないけど、どこにいるのか、誰といるのか、なぜ赤井さんといるのかを訊かれただけの電話だった。
電話はそれだけで切れた。


「なんの尋問だったんだろ…」

「さっき病院で安室くんに会った。」

「え!?えぇ!?ど、どうして病院に?怪我をしてたんですか!?」

「いや。部下の付き添いと言っていたな。」

「あ……そうでしたか。誰かが怪我をしたというのはよくはないけど、透さんは無事なんですね…。」

「恐らく、君があの病院に居たと気付いたんだろう。」

「ほぉ…?どうやってそんなことが……」

「もし病院でキャメルに会っていれば、が処置に使った上着とハンカチを見て安室くんが気付いたか、それとも……」

「そ、それとも……?」

「前に、スマホのGPSで場所が知られると言ってなかったか?」

「いえ、GPSはあのお見合いのあと、負担なら解除していいと言ってくれて。なので…………あぁぁっ!!!忘れてた!」

「くくくっ。解除し忘れたか。」

「一旦は解除したんです……。でもその後に危ない人たちに私が狙われていた時期があって、そのときに位置情報を共有して、そのまま…ずっと……。」

「ふっ。場所を知られるのを嫌がるわりには忘れるんだな。」

「本当に…おっしゃる通りで……」



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