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ずっと前から (降谷零/R18)

第17章 愛しつづけるよ ※


見ない方がいい。
見るべきじゃない。
だが……

スマホを出し、のスマホの位置情報を確認した。


現在地は、この病院のすぐそばを移動中。この速度は車だな。

移動履歴を調べると、仕事が終わったあと実家には行ったようだ。その後、実家から駅へ向かう途中で、徒歩の速度から車での移動速度に変わっている。
僕にメッセージを送ったすぐ後の時間だな。
そこで赤井と偶然遭遇したか、待ち合わせたかのどちらかだろう。
車で自宅方面へ向かったようだが、途中で道を外れて港に寄り、この病院へ移動……。



なるほどな。
何があったかは大体の想像はつくが、苛立ちが抑えきれない。


今、車内で赤井と二人きり…ということか!くそっ!

急いでに電話をかけた。

何度かコール音がなり、が電話に出る。


『はい。透さん、どうしたの?』

「……今……どこにいる」

分かっているのに、聞いてしまった。


『え?今は自宅に戻る途中だよ。どうかした?』

嘘はついていない。


「……誰と?」

『赤井さんだけど…』


正直だな……
いや、赤井に病院で僕にあったことを聞いたんだろう。もう気付いているなら、嘘をつく事に意味はない。


「なぜ、赤井と?」

『実家からの帰りに会ったの。送ってくれるって言うから、お言葉に甘えて……』

「……分かった。帰ってから聞く。」



そう言って電話を切り、部下の怪我の様子を見に戻った。



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