【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第4章 0.5メートルの背徳【 轟焦凍 】
しん……と静まり返る室内。
は必死に息を殺した。
暗い布団の中。
頭からすっぽり掛け布団を被せられ、背後から誰かの身体で包み込まれるように抱き締められている。
「…………」
部屋を見渡す相澤。
長年の直感で生徒たちが起きていることなどお見通しだったが、まさか布団の中に女子が2名も潜んでいるとは流石に思っていない。
「いいか、お前ら」
低い声が暗闇に響く。
「俺はこれから三十分、部屋の外にいる」
「…………」
「騒いだら覚悟しろ」
バタン。
容赦なく扉が閉まり、足音が遠ざかっていく。
「……行った?」
三奈が小声で尋ねる。
「まだだ。廊下の角で止まってる」
障子が壁際にじっと耳を向け、静かに答えた。
「えー、じゃあ30分寝とこ!気配消えたら障子、教えてねー!」
「……わかった」
「助かるぜ、障子……」
切島が押し殺した声で呟く。
(だ、誰……? この人……)
背中に触れるしっかりとした体温、肩から腰にかけてをすっぽり覆う腕。
男の子であることは分かるけれど、誰の布団に入ってしまったのか分からず、の心臓はバクバクと跳ねていた。
「………っ」
その時、背後から回されていた手が、のTシャツの裾からするりと内部へ潜り込んできた。
(えっ……!?)
パニックになるを余所に、男らしくて大きな手が薄いTシャツを捲り上げて素肌の腰を撫で上げていく。
熱い指先が背中を通り、胸元へと向かっていく感覚に、の体が跳ねた。
「ん……っ!?」
声を出してはダメだと分かっていて必死に口を塞ぐが、その手は容赦なく下着のアンダーを掴むと、ぐっと上へずらし上げた。
無防備になった柔らかい胸が、大きな手に包み込まれる。
「んっ……ふ……っ」
手のひらで柔らかい膨らみを優しく揉み解され、は恥ずかしさでいっぱいになる。
だめ、声が出ちゃう――
必死に自分の唇を噛み締めるの耳元に、熱い吐息が吹きかけられた。
「……悪ィ……でも、我慢できねぇ……」