第1章 ある日の帰り道
翌朝。
鏡の前で服を脱いだデフォルト1は、息を飲んだ。
胸が、明らかに大きくなっていた。
E〜Fだったはずのそれが、重く、張りを帯びてHカップ近くまで膨らんでいる。そして、右の乳房の上部に、淡いピンク色のハートの印が浮かんでいた。まるで焼印のように、皮膚に沈んでいる。
「……なに、これ」
指で触れてみる。印は熱を帯び、デフォルト1の指先に微かな快感を伝えた。それと同時に、胸全体がむずむずと疼き始めた。
揉まれたい。
誰かに、強く、容赦なく掴まれたい。
その衝動が、突然、デフォルト1の頭を支配した。自分でも信じられないほど、明確な欲望だった。