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【G@lileo】音色の方程式

第3章 『誤差る』




 誰もいない。
 譜面台も、フルートケースも、
 星宮君も。

 当然、音もない。


 「……何をしてるんだ、僕は」


 自分でも分からない。

 ただ、今日は来ていないという事実を確認した。

 それだけだ。


 湯川はコーヒーを一口飲み、研究室へ戻った。




 「やはりコーヒーはインスタントに限るな」





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