第2章 天才と凡人
お母さんに頼まれて
商店街に買い物に行った帰り
なんとなく遠回りに帰りたくなって
山沿いの道を歩いた
そしたら見覚えのある白い髪の人が見えた
「あれは……サクモさん?」
なぜか私は見つかるのがいやで
木陰に隠れてじっとサクモさんを見てた
そしたら
口布をしててもわかるくらい
優しい顔をしたカカシくんがいた
(カカシくんサクモさんに修行つけてもらってるんだ…)
(あんな顔するんだ……)
アカデミーじゃクールで
入学したてとは思えない
手裏剣とクナイの腕
組手も上手で
座学も先生にあてられてもすぐ答えちゃう
本当に同い年なのかと疑うレベル
私の憧れはものすごく遠い人なんだと
でも蓋を開ければ
私達と同じ親に甘える子供
親近感が湧いて
ちゃんと同じ子供なんだと思えた
私の憧れは確かにものすごく遠い人だけど
必手が届く所にいる